転入先の幼稚園に息子がスムーズに通えたのは先生のおかげ!
息子は年中の真ん中くらいの時期に転勤で新しい幼稚園に転入しました。大人しく目立たないタイプの息子がうまくやっていけるのか初めは心配でしたが、息子は特に不安もない様子で毎日嬉しそうに帰ってきてA子ちゃんという女の子とよく遊ぶことを教えてくれました。私は息子にこんなにも早くお友達が出来たことを嬉しく思い、ひとまず安心していました。それから数日後、担任の先生から電話があり家での息子の様子を聞かれることがありました。幼稚園を嫌がることも無く順調に通っていることを伝えると、先生から息子が指しゃぶりをしていることを指摘されました。私はドキッとしました。確かに息子は指しゃぶりをする時があります。同じ年齢の周りの子はもうやっていないことも知っています。ただ、親の都合の転勤で環境が急に変わり混乱しているかもしれないし、私としては「やめさせる」よりも自然にやらなくなるのを待ちたかったのです。しかし、先生から指摘され「厳しい先生なのかな、でももう年中だし注意されても仕方ないかな」など色々考えていると「お家で何か心配事を話すことはありますか?」そして「実は息子さん、まだ男の子のお友達がいないようで・・」と。どうやら、先生は息子の指しゃぶりをやめさせたいのではなく、精神的な悩みからの行動と考え心配してくださり、先生が予測するに「もしかして男の子の友達が欲しいのかな?」とそこまで考えてくれていたのです。そして話を詳しく聞いてみると仲の良いA子ちゃんとのことも先生が息子に「遊んでみたいお友達いる?」と聞いてくれ仲を取り持ってくれたらしいのです。おそらく息子はあまり気づかず自然とA子ちゃんと友達になったと思っているし、男の子の友達は欲しいかもしれないけど、今の現状に満足しているので心配事はないと思うのですが、正直、親の私も気付かなかった子供のしぐさをしっかり見ていてくれた先生に驚きとても嬉しく思いました。目立たない性格の息子だからこそ見逃されるところが多いのですが、しっかりと息子のことを気にかけてくれ、そのおかげで息子が自然に幼稚園に打ち解けたこと。先生の行動にとても感謝しています。