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幼稚園の先生が私を理解してくれた話

幼稚園の先生が私を理解してくれた話

私は幼稚園に通っている時、泣き虫で幼稚園に馴染めずに登園拒否になっていました。年少の頃は休む事が多くても何とか通い続けましたが、幼稚園自体がつまらなく家で両親と過ごしたいと強く思っていました。しかし、年中クラスになると担任の先生が変わりました。明るくて子供慣れしている先生で私が泣いて中々涙を止められなくても責めずに私が泣いている理由をずっと聞いてくれる先生でした。幼稚園がつまらない事、家で両親とずっと一緒にいたい事、そして先生や周りの大人は泣くと怒る事を担任の先生に訴えると「このクラスでなら楽しい思い出作る事が出来ると思う。少しずつでいいから先生と一緒にお友達と遊んでみよう」と言われました。辛かったら、すぐに別室対応もしてくれたので私は安心して年中クラスの担任の先生に身を預ける事が出来ました。私の不安な気持ちや泣きたい気持ちを理解してくれつつも、甘やかす事もなく厳しく指導する事なく丁度良い距離感で常にコミュニケーションを取ってくれました。その結果、私は数ヶ月で年中クラスに馴染む事が出来て友達も沢山出来ました。そして幼稚園が楽しい所だと改めて分かったのです。それからは病欠以外、決して幼稚園を休まなくなりました。私にとって幼稚園は自分を理解してくれる先生がいる場所になりました。