保育の現場には、
数字では測れない成長が毎日のように起こります。
その静かな奇跡の積み重ねを、
ともに支えてくれる仲間を探しています。
私たちが大切にしている考え方や姿勢は、
奈良県の保育士求人ページでも紹介しています。

すこしだけ、保育の仕事に込めている想いをお話しさせてください。


■ 子どもの成長は、いつも静かにやってくる

泣いて登園していた子が、
ある朝突然、自分の足で保育室へ歩いていったとき。

「できない」とうつむいていた子が、
深呼吸のあと、小さな声で「もう一回」と言ったとき。

悔しさで涙が止まらなかった子が、
友達と顔を見合わせて笑い合ったとき。

その瞬間は、
誰の目にも触れないかもしれません。
結果として数字に残るわけでもありません。

でも、保育者にとっては
胸の奥が温かく満ちていく瞬間です。

保育とは、
目には見えない変化を見つめ続けること。
信じて待つこと。
そっと支えることです。


■ 成長のスピードは、ひとりひとり違っていい

すぐに進める子もいれば、
立ち止まる時間が必要な子もいます。

けれど、そのどちらも間違いではありません。

子どもの歩幅に合わせるということは、
家庭や社会のペースではなく、
その子自身の心を大切にするということ。

保育者ができるのは、
急かさず、比べず、
その子のペースを尊重することです。

すると、時間をかけた分だけ、
子どもは強く、しなやかに育っていきます。


■ 小さな挑戦を支える誇り

初めて挑戦した鉄棒から落ちて泣いた日も、
友達とのすれ違いに傷ついた日も、
胸がざわざわして動けなかった日も。

そのひとつひとつに、
子どもたちは確かに挑戦しています。

悔しい涙は、後ろ向きのサインではありません。
前へ進むためのエネルギーです。

その背中を静かに支えられること。
保育士は、その誇りを持てる仕事です。


■ 支え合う仲間がいるから続けられる

保育は、一人で抱え込む仕事ではありません。

・子どもの成長を一緒に喜べる仲間
・悩んだときに背中を押してくれる仲間
・笑顔で職場を温める仲間

同じ空気を共有し、
同じ方向を向いて働ける仲間がいるからこそ、
毎日が豊かになります。

保育園は、子どもの居場所であると同時に、
働く大人の居場所でもあるべきだと考えています。


■ 最後に

保育は、
未来のはじまりに寄り添う仕事です。

派手さはないかもしれません。
けれど、子どもの心の根っこを育てるという役割は、
どんな仕事にも負けない価値があります。

もしあなたが今、
「子どもと真剣に向き合いたい」
「誰かの成長を支える仕事がしたい」
そう感じているなら——
その気持ちが、すでに一歩目になっています。

いつかお会いできることを、心から願っています。