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保育園の先生に、褒められるより嬉しかったこと。

保育園の先生に、褒められるより嬉しかったこと。

娘が保育園年少の時の話です。娘は絵を描くのが好きで、特にお姫様の絵を好んで描いていました。人の形は棒人間だけど、服を着せて色も自分の好みのパステルカラーを何色も使い、と頑張って自分なりのお姫様像をいくつもいくつも描いていました。当時仕事が忙しく、お迎えが遅くなりがちだった娘は、延長保育の時間にもそのような絵をたくさん描いては先生たちに見せていたようです。ある日、めったに入ることのできない保育室に入る機会がありました。子供たちが制作した絵や工作が掲示されている中、1枚だけ絵が貼ってありました。それは娘が描いた、お姫様の絵でした。娘に聞いてみると「うまくかけたから、はってくれたみたい」と言います。もちろん4歳児が描いた絵ですから、私が親バカフィルターを通して見ても「年の割にはまぁ結構上手かな」という程度の絵です。それをわざわざ貼ってくれたのは、いつも遅くまで残ってずっと絵を描き続けていた娘の努力を認めてくれたからではないかと感じ、直接褒められるよりも嬉しい気持ちになりました。絵は、年少の間ずっと貼ってありました。
お迎えは早くなったけど、今でも絵を描くのが大好きな娘。このまま好きなことをずっと続けてほしいし、認めてくれた先生たちへの感謝の気持ちも持ち続けていたいです。