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保育園の先生に言われた素晴らしい言葉が今でも励みになっています。
保育園の先生で年長さんの時に担当してくださった先生がとてもいい先生でした。一度やめていたそうなのですが、子供が大きくなったのでまた先生をはじめるということで、結構年配の先生でしたね。でも、やはり経験豊富なので、とても頼りになりましたし、いろいろ相談もしました。そしてある日、面談があり、保育園での出来事などを先生が話してくださいました。とても楽しそうにしているし、頑張り屋ですねとうことでした。ここで言われたのが「〇〇君はお母さんに愛されているのがよくわかるお子さん。お母さんに愛されている土台があるから、保育園で頑張ることができるんですよ」と言ってもらえた事です。私はこの言葉が本当に感動的で忘れてません。子育てに自信がなかったので、客観的にプロの方にそう言ってもらえたのが、本当にありがたかったです。「お子さんもいろいろいて、厳しいだけのお母さんで家で甘えられないと保育士にとても甘えてきたり情緒不安定だったりすることもいるんです。そういったことは〇〇君はまったくない。頑張り屋さんだから、小学生になっても大丈夫だとおもいますよ。乗り越えられるでしょう」と言ってもらえました。その言葉を励みにこれからも子育て頑張っていきたいとおもいました。
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誕生日に園児たちから嬉しいプレゼント
以前、保育園の年長さんのクラスのサブの保育士として働いていたことの話です。年頃の子供たちは遊びにも夢中ですが、保育園の先生のなかでもひときわ若かった当時の私は年長さんの園児たちにとっては興味の対象で毎日質問攻めにあっていたのです。兄弟はいるのか、結婚しているのか、好きな食べ物や嫌いな食べ物、好きなキャラクターは何かなど毎日園児たちからのインタビューに答えるのに必死でした。そのなかで、誕生日を聞かれたときに答えていたことを園児が覚えていたらしく、誕生日の月になるとプレゼントは何がいい?ケーキは食べるの?などと新たな好奇心の対象になっていったのです。そして、誕生日の日。自由時間となり、先輩の先生が部屋のなかで連絡帳などを書きながら室内で遊ぶ園児を見守っていて、私は外の園児たちを見守りしていました。すると、五人ほどの児童たちが泥だらけでやって来たのです。遊戯服を着ていたので問題はありませんが、呼ばれて連れていかれると、小さな砂場には砂と小枝やビーズなどで作ったケーキがあり、数名の子供たちが一斉にハッピバースデーの歌を歌い始めたのです。自由時間に数名の子どもたちが私のためにこっそり砂場で手作りのケーキを作り、歌を歌ってくれたことに涙が出そうになりました。ビーズなどで飾られていたので本物のケーキそのもの。片付けは大変でしたが、生涯で一番素敵な誕生日になりました。