これでもう迷わない!保育園の違いがよくわかる図

2021年9月
  • 運動会の準備を先生とともに

    保育園

    幼稚園の運動会といえば、席とりのために早朝、いや、深夜から並ぶことも厭わない時代のこと。わたしも雨予報の中、深夜から並んだものです。あいにくの雨の中。なんとか早朝には雨は上がったもののさすがにグラウンドはぐちゃぐちゃの状態。そんな時、朝6時過ぎでしょうか。幼稚園の先生から、お父様、お母様、なんとか子供たちにきれいなグラウンドで運動会をさせてやりたいので整備をいっしょにお手伝いくださいというアナウンスがありました。もちろん、すでに三十人近い列をなしていましたか、だれもその提案に反対しようはずもありません。巨大なスポンジや新聞紙、土などをフル活用しながら、みんなでグラウンド整備にあたりました。普段からなかなか幼稚園の先生とわたしはダイレクトに触れ合うこともありませんのでなかなか楽しい時間。なによりも先生方といっしょになってこどもたのために頑張る姿がみんな、本当に楽しみみたいでした。実際には2時間くらいかかったでしょうか。無事に雨があがったあとは乾きやすくもあり、みんなの努力でグラウンドはみるみるうちにきれいになり、子供たちが安心して運動できる環境になりました。なかなか経験できないすばらしい機会になったと思い出に残っています。

  • 【感動】最後まで諦めなかった幼稚園の先生

    保育園

    今でも私と息子の間で心に残る先生がいます。それは息子が、入園した時のクラス担任の先生です。当時息子は5歳。初めての幼稚園でドキドキでしたが入園して少しずつ幼稚園の先生やお友だちには慣れてきていました。しかし遊具遊びや外での運動が苦手だったのです。そんな息子が入園して半年経った10月の頃。幼稚園の運動会がありました。親の私は「きちんと走れるかな?ダンスはうまく踊れるかな?」ととても不安でした。当然先生にも相談しました。先生は「お母さん。大丈夫ですよ。」と笑顔で答えてくれましたが、息子の苦手な気持ちを知っていただけに不安で不安で仕方ありませんでした。そして運動会当日。息子の出る種目はリレーとダンス。緊張の中見守りながら応援していると、いつも運動を嫌がっていた息子がイキイキとした表情で踊ったり走ったりしていました。感動して嬉しくて、私はホッとしたのを覚えています。無事運動会が終わって息子と話していると「先生が毎日、何回もボクだけにダンスを教えてくれたんだよ。お母さんを笑顔にする作戦!大成功!」と言ってきて言葉が出てきませんでした。後日先生に尋ねると「お母さんがあまりにも不安そうだったので。息子さんと一緒にお母さんを笑顔にする作戦と言って内緒で特訓していました。息子さんだけではなく、子どもは無限の可能性があるんです。親が不安になると、子どもも不安になる。だからどうしても笑顔にしたくて…。すみません。」と謝られて、私自身、猛反省しました。子どもには無限の可能性がある。息子が壁にぶつかった時、凹んだ時に今でも幼稚園の先生のエピソードを出して勇気をもらい続けています。

  • 雷が怖くなくなった日

    保育園

    私は、小さいときから雷が怖くて、いつも机の下やベッドの中に逃げていました。幼稚園で雷が鳴ったときも、あまりの怖さに机の下に入ったら、近くにいた男の子に、泣き虫と言われて笑われたんです。
    そうしたら、他の子も口々に弱虫と私のことをからかいだして、とうとう私は泣いてしまいました。すると、先生がいきなり大きな声で叫んで机の下に隠れたんです。他の子がキョトンとするなか、先生はブルブルと震えて、「先生も雷が怖いの」と言いました。すると、他の園児達の中からも、私も怖い、僕も怖いと言い出したんです。雷が怖いのは私だけじゃないんだという安心感からいつしか私は泣き止んでいました。
    「雷がやむまで皆で遊びましょう」
    そういって先生は部屋の中でできる遊びを教えてくれました。
    そして、いつのまにか私は雷が鳴ってもそんなに怖くなくなりました。
    大きくなって、後から考えたら、先生が雷が怖いって騒ぐはずないんですよね。つまり、あれはからかわれている私のための演技だったんです。
    今でも雷が鳴るとその時のことを思い出します。
    もちろん、今ではもう雷が怖くはありませんが、あのときの先生の優しさは、大きくなっても忘れたことはありません。