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写真と共に鮮明に蘇る、幼稚園の思い出

写真と共に鮮明に蘇る、幼稚園の思い出

幼稚園を卒業したのはもう何十年も昔になってしまいました。しかし当時の園のこと、先生方、お友達のことは覚えています。今の時代なかなかやらないであろうことを、当時はすんなりとやっていたという、その思い出の1つとして、お芋ほりがあります。幼稚園のみんなで2人一組で男女手をつなぎ、園から離れた畑まで徒歩で行ったこと。大きな広い畑でさつまいもを掘ったという出来事ですが、普段、野菜嫌いな自分ですら、お芋が畑の土からできていることを5歳くらいから知っています。園のみんなでお芋を掘って、泥だらけになった様子にサツマイモを持ち、先生と楽しそうな笑顔で撮った1枚の写真があります。先生は上野先生という、髪の長い美人な若い先生でした。先生との楽しい思い出はそれだけではありません。歌や音楽会の練習も楽しかった記憶があります。不思議なことに今でも、幼稚園の時に習った歌を覚えています。年に1度の音楽会では「アメリカン・パトロール」を合奏。その練習で私はピアノを習っていたので鍵盤ハーモニカを担当し、すんなり弾けた記憶があります。先生はその他、太鼓や木琴、トライアングル、タンバリンなど、子どもたちそれぞれに忍耐強くおしえてくれ、無事に発表会では止まることなく完成できました。よくあんなに小さい子供たち、しかも、楽譜の読めない子たちに怒らずに優しくおしえてあげられるもんだなと、子育てをしている今だからこそ、感心してしまいます。今でも幼稚園の写真と共に、楽しい思い出たちが鮮明によみがえります。