幼稚園の先生にかけてもらった忘れられない言葉

私は、幼稚園の時の担任の先生のことがとても好きでした。いつもニコニコしていて穏やかで、でも駄目なことはしっかり目を見て注意する先生でした。私は年長から入園したのですが、かなりの人見知りでなかなか周りと打ち解けられずにいました。話し掛けられてもモジモジしたり俯いたり、時にはその場から逃げたりしてしまうような極度の人見知りだったのです。そんな私に先生はいつも言ってくれました。大丈夫だよ、焦らなくてもいいんだよ、と。そして、あなたがとても可愛らしく笑うのを先生は知ってるよ、と言ってくれました。その言葉を聞いたとき、私は初めて先生に自然に笑うことができました。先生もすごく嬉しそうで、少し目が潤んでいたのを覚えています。先生から言ってもらった言葉は私に自信を与えてくれました。それから私は緊張した時は「私は可愛く笑える、焦らなくても大丈夫。」とおまじないのように唱えていました。いつも園児の目線で話してくれた先生は本当にみんなの人気者でした。私の人見知りがなくなったのは先生のおかげです。あの時担任が先生じゃなかったらと思うと怖いほどです。私は、大人になった今でも落ち込むことがあると、先生の言葉を大切に心で唱えるようにしています。